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入れ歯でもなく、インプラントもせずに

初診の口元

インプラント治療はもう確立した治療だと思います。
しかし、日本人はまだまだ「手術」をするということに踏み切れない方が多いのです。この方とは何度もお話し合いをし、そして入れ歯でもなく、インプラントもせず、まだまだ人生を楽しめる笑顔を取り戻すことができました。

初診

初診

下の前歯はもうぐらぐらです。
「かめない。」ということで、私のクリニックで大掛かりな治療をされた他の患者様の紹介でお越しになりました。
レントゲンを撮ってみると、歯周病が進行しており奥歯も何本か抜歯が必要です。
もう、入れ歯にしたほうがよい状態でした。
しかし「入れ歯は嫌です。」とのことでした。インプラントのご説明もしましたが、「そこまではしたくない。」とおっしゃいます。
そこで・・・・・

プランニング

プランニング

レントゲン写真と模型を一緒に見ながら、なぜ抜歯が必要か? どの歯を残すことが出来るか? などを詳しくお話していきます。
そして、この方のご希望を尊重しながら、治療後のイメージを作り上げていきます。

ワックスで最終の歯の形を作る

そしてもう一組の模型を治療するのと同じように削って、ワックスで最終の歯の形を作ります。
これが設計図になります。これなら何とかなりそうです。
そしてこの設計図をお見せして、この治療のメリット、デメリット、将来トラブルが起きたときにはどうするか? などをご説明します。
いろいろ悩んでおられましたので、このお話し合いには3回ほどのご予約をお取りしましました。
そして、このプランで治療を受けること決心をされました。

治療開始

抜歯が必要な歯を抜き、残せる歯は削って仮のプラスチックのブリッジを入れていきます。
仮のプラスチックのブリッジは、プランニング模型をもとに事前に準備をしておきます。

治療開始

これで全ての歯に仮の歯が入りました。
左の写真は、抜歯をした歯の一部です。びっしりと歯石がついています
抜歯をしたところの歯ぐきが治るのを待つ間、残すことができた歯の根の周囲についている歯石をきれいに取り、歯周病の治療をします。
この歯石を取るときは、仮のブリッジをはずします。そうすることによってきれいに、楽に歯石取りができるのです。

最終のブリッジ 下顎

下顎ブリッジ

型を取り、セラミックのブリッジを作ります。
まだこの段階では、2つのパーツに分かれています。
このような長いブリッジを一度に作ると、誤差のためきちんと合わないからです。

レジンで固定

まず最初のパーツを入れ適合をチェックし、そして二つめのパーツを合わせます。
問題がないので、プラスチックのロッドと変形の少ないレジンと呼ばれるもので固定をします。

溶けた金属を流し連結

この二つのパーツの間に、溶けた金属を流し、連結をして完成です。
お口の中にセメントでセットしました。
前歯は自然な感じになるように、わざと歯並びをずらしてあります。

最終のブリッジ 上顎

上顎のブリッジ

上顎のブリッジです。
まだ大まかに作ってあります。

14本の歯がつながる上顎のブリッジ

上顎は14本の歯が繋がる長いブリッジです。3つのブロックに分けて作りました。
それぞれのパーツを合わせてみます。

かみ合わせの調整

問題なく適合していますので、今度は咬み合わせの調整です。
このブリッジが最終ですので、厳密に調整をします。このため、まだ大まかに作ってあったわけです。
そして、プラスチックのロッドとレジンでガッチリと固定をし、そっと取り出し、技工士に渡します。

完成した下顎ブリッジ

完成した上顎ブリッジ

完成したブリッジをセットしたところです。

かみ合わせが合っているブリッジ

咬み合わせもきちんと合っています。

治療終了

治療前と治療後

横から見たところ

下の歯を上から見たところ

治療後の美しい口元

もう不安なく食事を楽しんでいただいています。
それよりも、鏡に向かって口紅をひくとき、女性としての喜びをもう一度実感していただくことができました。
とても美しい口元に変わったと思いませんか?

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